つみたてNISAの弊害
この画像の後スイーツが完成します。何ができたかな~♪
さて本題
投資を一般的に使いやすく認知度を上げるのに貢献してくれた
『つみたてNISA』について
1つ残念だなと思っていることを書くことにしました。
個人的に残念だと思っていて
次の新NISAでは改善して欲しいなと思っていますが
それが正しいのかどうかはわかりません(^^;)
なぜ株式型の投資信託だけが対象なのか?
ちゃんと調べているわけでもないので
もしかしたら理由がはっきり書かれているかもしれませんがw
つみたてNISAで買える条件は
金融庁のお墨付きをもらっている
投資信託と決まっています。
まあ、それはそれで良いのですが
なぜか買える商品は株式型の投資信託と決まっています。
債券型やリート型の投資信託はラインナップにありません。
株式を含んでいるバランス型としてなら
ラインナップに入っているのですけど
単独の債券型やリート型は対象外です。
初心者にとってそれが本当に正解なのか?
投資をこれから始める人にとっては
低コストで長期にわたって継続しやすい
また景気が良い時に資産が増えやすい
株式型の投資信託を選んだ方が良いのかもしれません。
だから、それ以外の商品はラインナップから外しましょう
ということなのでしょうか(^^;)
初心者にとっては優しいのかもしれませんが
初心者っていつまで初心者なのでしょう。
投資を学んで商品に対する視野も広がってきた時に
選べる範囲が極端に狭くなっている状態が本当に良いことなのか
そこが疑問なのですよね
学ぶ機会を奪っていないか?
全員とは言いませんがある程度の人は
自分が買った投資商品のことくらいは
ざっくりどんな内容か見ると思うのですよね
米国の優良株500銘柄に投資しているのか~とか
日経平均に連動するように作られているのか~とかね。
それを株式型の投資信託だけで固めているのが
今のつみたてNISAです。
初心者がつみたてNISAを始める時は
推奨の銘柄群を提示するのは良いとして
継続して成長しようとしている人の新たな視点を得る機会を
奪う結果になっていないかなと思うわけです。
人気のeMAXIS slimでも存在を知られていないかも
つみたてNISAしか知らない人は
投資できる対象は極端に狭いものになっています。
例えばインデックス投資家さんに人気のある
emaxis slimシリーズというのがありますが
リート型や債券型があるのを知っていますでしょうか?
つみたてNISAの弊害やなと思うことが1つある。
— すぎもと@14年目お金の勉強会 (@singerFPson) 2023年3月20日
それは商品ラインナップを株式型に絞ったこと
たぶん良かれと思ってのことでしょうけど
インデックスファンドって株式型以外にもあるんですよね。
人気のemaxis slimにこんな商品があるって知ってるかな?
次の新NISAには期待してるんですけどね😊 pic.twitter.com/p7e19UNedl
知る必要がないと思うのか
知る機会があれば知りたかったと思うのか
それは人それぞれの考え方になると思いますが
決めつけに近いシステムになってないのかなと感じるんですよね。
新NISAには期待したい
来年からスタートする新NISAではどんな商品が購入可能なのか
詳細はまだ出ていません。
レバレッジのかかった商品ははずされるとか情報はありますが
微妙な商品もありますからね。
どこに線を引くのかはわかりませんが
できれば選択の幅は広くしてほしいです。
投資に対する考え方は十人十色
また初心者からベテランまで知識や経験も様々
それを踏まえると
商品ラインナップは増やして欲しいなと
非課税で運用できる商品を
『自分で選ばせてください』
とお願いしたいですね^^
金融庁のお墨付き
今までのつみたてNISAラインナップのように
金融庁の審査を通過したものには
お墨付きマークでもつけておけば良いのではないでしょうか?
初心者には迷いなく選んでもらえるように
ベテランは広いラインナップから選べるように^^
それでは何か足りないのかな?
新NISAの勉強会をやります
今週末25日(土)は新NISAの勉強会を開催予定です。
商品ラインナップはまだよくわかりませんが(^^;)
まずは『仕組みと戦略』について
把握しておきたいと思っています。
そこにどんな商品を入れていくかは
まあ、ぼちぼち考えれば良い話ですし
今のつみたてNISAラインナップの商品は
おそらくそのまま入ってくるでしょうからね。
基本的な戦略を考えるのに問題はないでしょう。
気になる人はこの機会をお見逃しなく^^