リスクは混ぜると下がる
まずは理想論的な話をしますね
- AのリターンとBのリターンが同じ
- AのリスクとBのリスクも同じ
- AとBの相関係数が‐1
この2つを同じ額だけ保有していると
リターンに対してリスクが0になります。
この時リターンがとっても小さいと
ぜんぜん増えた感じがしないのですが
それなりのリターンがある場合は
マイナスにぶれることなく右肩上がりに増えていくことになります。
実際には同じリターンでリスクも同じで
相関係数が‐1になるような商品なんてないので(^^;)
まあ、いわゆる机上の空論的な話になるのですけど
もし、そういう商品が存在するとしたら
リスクを消しながら平均リターンをきっちり得られるわけです。
リスクが消えるとは上にも下にもブレなくなるってことね^^
銀行預金じゃないのだから
銀行の定期預金みたいなものをイメージするとわかりやすい
一定のスピードで利息がついて預金が増えるけれど
それ以外に増えることもないし
勝手に減ることもない
リスクがなくなるというのはそういう状態です。
投資信託のような商品でリスクを消すなんてことは
実際にはありえないし
リスクの小さいものを選ぶとなると
国債のような預金に近い商品を選ばないといけなくなる
それじゃあ、投資をする意味がなくなってしまいますもんね(^^;)
相関係数をちょっと変える
投資信託AとBの条件を少しだけ変えてみると
どうなるのか?
変えるところは相関係数
‐1じゃなくて0だったらどうなるのか?
0というのはAに対してBがまったく相関していないという状況
‐1の時は全く逆の動きをする状態
0で値動きに相関がなくなり
1に近づくについれて同じになる。
実はAとBを混ぜると
相関係数が1以外なら
リスクは下がると言われています。
ここら辺はもう聞いた話なので突っ込まれても困るのですが(^^;)
つまり値動きが違う商品を複数持つだけで
リスクは下がる。
簡単にリターンが同じになる商品を探すってのも難しいけれど
できるだけ理想に近い商品を探すってことは
やっても良いのではないのかな?
と思うんです。
分散投資の効果
ここまでややこしい話をしましたがw
何が言いたいのかというと
分散投資について
値動きが違うものを複数持つことで
リスクは下がるということ
株式投信同士だと値動きは似てくるのですけど
そこに債券が入ってくると
債券は株とは違った理由で値が動く
リートも入ってくると
リートも株とは違った理由で値が動く
ゴールドなんかもありますよね
そういう値動きの違うものを組み合わせると
全体的にはリスクが下がっていくという話です。
理想に近くするにはリターンを下げない商品選択を
しないといけないので日本の国債とかは入って欲しくないのですけどね^^
来週末は債券とリートの勉強会
なかなか難しい話をしてしまって
ちょっと失敗したかな
今週末は債券とリートの投資信託勉強会をやります。
株とは違う商品を持つ意味の1つを
紹介したかっただけなのですけどね(^^;)
ちゃんと知りたいなと思った人は是非ご参加ください。
ちゃんとした講師が丁寧に説明してくれますのでね
あとがき
冷凍のカレーうどん・・・
温めるだけでかなり美味しいですね(^^;)
最近の冷食はすごいですね
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