退職金が多い人のiDeco対策
老後の資金作りとして注目を集めているiDeco
ですが
個人的には退職金が少ないし
退職金+iDecoをもらっても
たぶん税金がかからないんじゃないかな~
と思ってます。
転職してるしね~^^
まあ、それはしょうがない
自分で選んだみちですから
私の場合は大丈夫だけれど
退職金の多い人はどうするの?
ってところ
今ならできるだろう
と思えることを調べてみました。
ただし、増税路線があからさまな今日この頃
いつまで機能するやら・・・(^-^;
会社の退職金の受け取り時期を65歳にできる場合
勤めている会社でもらえる退職金の受け取り時期を
60歳ではなく
65歳にずらせる人の場合は
- iDecoを先に60歳で受け取る
- 会社の退職金を65歳で受け取る
この順番で受け取ると
退職所得控除がそれぞれの受け取り時に効果を発揮するので
かなりお得になります。
じゃあ、そうすればいいじゃないか?
と思う人も多いかもしれませんが
会社の規約で60歳退職金支給と書いてあるものを
簡単に65歳支給に変更できるものなのかどうか・・・
会社ごとに聞いてみるしかないでしょうね(^-^;
逆はダメ
- 退職金を60歳で受け取って
- iDecoを65歳で受け取る
順番が逆じゃダメなの?
それなら簡単、iDecoは受け取り時期を変えられます。
でも順番が逆の場合は15年空けないといけないそうで・・・
15年もまってられないですね(^-^;
iDecoを年金受け取りにする
会社の退職金が多い場合
退職所得控除をほぼ使いきっているとしたら
iDecoを一括で受け取るのではなく
年金受け取りにするという方法が次の策として考えられます。
公的年金控除の活用
難しい話をしてもあれなんでw
iDecoの場合年金受け取りにすると
現在の基準だと
- 60歳~65歳までは年70万円
- 65歳以降は年120万円
まで公的年金控除といって税金がかかりません。
ただし、ツイッターで教えてもらったのですが(^-^;
(勉強しているのに気が付かず恥ずかしい)
2020年から公的年金控除は
- 60歳~65歳までは年60万円
- 65歳以降は年110万円
に変更になります。
代わりに基礎控除が10万円アップするので
±0と思ってしまいそうですが
これは数字のマジックだと思うのですよね
今回は裏を取ってないので
あれっと思ってることは書かないでおきます。
また裏が取れたら記事にしますね。
年金受け取りを実行すると
さて年金受け取りを実行するとどうなるか?
2020年からの数字で計算してみると
- 60歳~65歳未満まで 60万×5年=300万円
- 65歳以上 年110万円
なのでiDecoが300万円なら5年分割
400万円なら6年分割
500万円なら7年分割・・・
とやっていけば税金がかからないように
iDecoは受け取ることができそうです。
でもちょっと変ですね
アレを忘れている・・・(^-^;
厚生年金の受給年齢
今は段階的に厚生年金の受給年齢が引き上げられている時期ですが
今後はとりあえず
65歳から厚生年金を受給することになります。
iDecoが400万円以上あると
65歳のところで公的年金と受給が重なって
年金額が増えてしまいますよね
じゃあ、やっぱり税金が~
ってなりそうですが
そうでもない(^-^;
ややこしい話だ・・・
公的年金は繰り下げ受給
年金の受け取りを65歳より遅らせたら
その分年金の受取額は増えますよ~
って話を時々聞きませんか?
そんなの関係ね~
できるだけ早く受け取りたい!!
と思っている人もいるかもしれませんけどね
そこはiDecoの金額を考えて
うまくぶつからないように
公的年金の受給を遅らせてあげれば良いと思います。
そうすればiDecoを非課税で受け取り
公的年金は増額されて受け取れるわけです。
生活の事を考える
どうやって非課税で受け取るかの話をしてましたけど
実際の生活にはお金が必要なわけですし
その状況にあわせて
どのようにiDecoや公的年金を受け取るかを考える必要があります。
たとえ退職金が多かったとしても
何らかの理由でお金が必要になることもあるでしょうし
非課税にこだわりすぎて生活がなりたたない
なんてことにならないように
上手くバランスをとって欲しいと思います。
iDecoの受け取り方には色々と方法があるよ
という話でした^^
知ってるだけで選択できることが増えるでしょ♪
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