年金2000万円足りないはどこからきた
年金2000万足らないという話が注目を集めていますね
なぜ2000万足らないかというと
下記の図の実収入と実支出に注目
実支出が263718円に対して実収入が209198円
その差額が54520円なんですね
つまり毎月54520円の赤字になるということ
その赤字のまま30年生きたとすると
54520×12か月×30年＝1962万7200円
ざっくり2000万くらい赤字になりますね
ってところからきている
だから
この2000万分は自分で貯めようね
ということを金融庁が言ったものだから
あちらこちらでワーっとなっているわけです。
実支出の項目
実支出の項目をよくみてみると
- 食費が64444円
- 住宅が13656円
- 交通通信27576円
- 教養娯楽25077円
・・・
色々と思うところがでてくるわけです
食費が高いんじゃいか
とか
住宅費がこの価格でいけるの？
逆にもっと安いんじゃないの？
とか
交通通信や教養娯楽に結構なお金を使って
毎月赤字を垂れ流すのか？
という気持ちもでてきますよね
納得がいかないのは何故か
この数字たち
なんとなく腑に落ちないな～
って思いませんか？
その理由はたぶん
平均されているから
なんだと思います。
65歳以上の無職の年金受給者を集めて
平均したらこうなったという数字です。
よく考えて欲しいのは
無職の年金受給者の中には
富裕層と呼ばれる人も当然います。
例えば
会社経営を退いて
30億くらい貯めた資産を死ぬまでに全部使おう
毎年1億円使って人生を楽しもう
なんて考えている人が中に含まれると
平均がえらいことになってしまうわけですね
本当にいるかどうかはわかりませんよ(^_^;)
もしそういう人がいたらという話です。
自分はどうなのかを考える
平均を知る事よりも大事なのは
自分ならどんな支出構成になるかということ
自分の家庭で考えるなら
毎月20万円で行けるな～
とか
がんばったら16万円でいけるな～
とか
赤字にはしないよ～
とかあると思います。
自分の状況を当てはめてみることが大事なんですね。
収入も平均されている
でも油断はしないでください
平均されているのは実収入も同じ
年金をたくさんもらえている人もいれば
当然少ない人もいます。
ここでも同じように
自分ならいくらくらいもらえるのか
を考えていく必要がありますね。
年金定期便なんかをチェックしてみてください。
マクロ経済スライドを忘れるな
実はもう一つ油断できないことがあります。
それがマクロ経済スライド
経済状況や人口の増減に応じて
年金が破綻しないように支給額を調整するというもの
これから20年後は
今よりも2割くらい支給額が少なくなるんじゃないか
という話も聞こえてきます。
これも平均でねｗ
なので油断はできないんです。
今の水準で20万円支給と計算できていても
もしかしたら2割減って16万円になっているかもしれません。
将来の事を考えるなら
やはり5万円くらいはカバーできる程度に
資産構築しておいた方が無難じゃないかな
って思います。
どうですか？
毎月5万いけそうですか？
今から知恵を絞って
5万円カバーできる程度に資産構築していきましょう＾＾
真面目に取り組めばなんとかなりますよ
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